2018年~19年ごろ、プログラミングスクールが乱立しはじめた頃のキャッチコピーには「年収100万円アップ」「1年でフリーランスになれる」「自分を追い込むために退職して背水の陣で挑め」などの、迷っている人を煽るような表現がよく見られました。
コロナ禍になった2020年秋は「手に職をつける」「フリーランスが目指せる」のように控えめになり、2021年春は「挫折しない」「キャリアに寄り添う」「可能性を広げよう」など、さらにトーンの下がった表現になっています。
そしてこの期間にスクール通学したものの「高額を出したが身につかなかった」「独学で自分の好きなようにやればよかった」などのマイナスの意見が相当数あるのも現実です。
プログラミングスクールに通うことは無駄なのでしょうか?
本ブログを運営しているTech Teacherは、業界初のプログラミング家庭教師サービスを提供しています。
その特徴は完全マンツーマン・フルオーダーメイド指導・30分ごとの利用が可能であるところです。
完全マンツーマン
Tech Teacherのマンツーマン指導なら理解できない箇所は何度も分かるまで説明を受けることができます。
フルオーダーメイド指導
Tech Teacherではあらかじめ決められたカリキュラムはありません。そのためご自身の学習状況や学びたいことに合わせた指導が可能です。
一括支払いなし
一般的なプログラミングスクールの料金体制はカリキュラムに対して一括払いですが、Tech Teacherでは利用した分だけの支払いとなります。そのため、大きな費用負担がなく気軽に始めることができます。
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プログラミングスクールは無駄なの?
プログラミングを学ぶために、必ずスクールに通わなければいけないわけではありません。それでも高額受講料を支払って通うのは、スクールに以下のようなことを期待しているからです。すなわち
- スクールのカリキュラムで効率的に学ぶ
- プロに直接教えてもらえる
- モチベーションの維持をサポートしてもらう
- 習得までの時間の短縮
- 当初目標(転職・収入アップなど)の達成
などです。これらが上手くいかないと「無駄だった」という評価になってしまいます。原因はさまざまですが、受講料などの金銭的な損失と同様、時間的な損失も大きいので注意しましょう。
プログラミングスクールが無駄といわれる理由
せっかく通ったのに無駄になってしまう原因には、スクールに問題がある場合と受講生の問題がある場合があります。具体的には以下のような点です。
スクールに問題がある場合
- 教材の質が悪い・古い
- テキストや動画のインプットが多く、アウトプットの機会が少ない
- 受講生の評判が悪い
- 講師の質が悪い
- 質問対応が遅い
受講生に問題がある場合
- 目標設定があいまいだった
- モチベーションが保てなかった
- そもそもプログラミングが嫌いだった
- 計画通りにいかなくなり挫折した
スクールに問題がある場合は、次に述べるような事前にチェックできる項目があります。また、受講生に問題がある場合はスクール入学前に無料のサイトで学んだり、無料体験・相談会でじっくり話をきいたりすることで解決できることも多いです。
無駄になるプログラミングスクールの特徴は?
せっかく通ったのに無駄になるプログラミングスクールには、どんな特徴があるのでしょうか?
無料体験・相談会がない
プログラミングスクール選びにおいて必須なのが、無料体験レッスンの受講や無料相談会への参加です。知り合いやSNSの評判だけを頼りにプログラミングスクールを選ぶことは危険です。
無料体験レッスンや無料相談を開催していないスクールは自信のなさの表れなので、絶対に避けましょう。
無理な勧誘をする
無料相談会で曖昧な対応をされたり、無理な勧誘をしてきたりするスクールも避けましょう。「〇時間以内に申し込めば…」とか「今なら特別に…」、「限定残り◇人のみの…」など、判断を急がせるやり方で勧誘されることがあります。
あなたが疑問を残したまま入会をすることがないよう注意しましょう。
教材の質が悪い・古い
動画教材の説明がわかりにくい・情報が古い・テキストに誤字や脱字が散見されるなどは、入会後にわかることが多いです。中には、教えてくれる講師が「このテキストは古いので…」と言って、別の教材を使用することもあります。
無料体験・相談会で、教材を見せてもらいチェックするようにしましょう。
インプットが多くアウトプットの機会が少ない
教材を事前に見せてもらう場合は、課題の量にも注目しましょう。テキスト学習や動画視聴など受け身の学習が多く、課題の少ないスクールは要注意です。
プログラミングはアルゴリズムを考え、コードを実際に書いて実行してみることが大切です。実際にコードをかいてアプリを作るなどのアウトプットの時間が少ないスクールは身につきにくいので注意しましょう。
受講生の評判が悪い
ツイッターなどには、スクール名を名指しで受講生のナマの声が載っていることがあります。もちろん全てを鵜吞みにはできませんが、あまりにもひどい内容だったり批判の声が多かったりする場合は注意しましょう。
講師の質が悪い
講師の質もスクールによって大きく違います。現役エンジニアか、非エンジニアのアルバイトの人なのかで指導内容が変わってきます。また、教えるのが上手かどうか、質問に対するレスポンスが遅いと、無駄な時間が発生してしまいます。
質問対応が遅い
レッスンの他にチャットサービスやビデオ通話で質問対応をするサポートもあります。
エンジニアが常駐してすぐにチャット形式で返信してくれるスクールもあれば、マンツーマン指導の予約制で何十分も待たされるスクール、チャット形式なのに一日経っても返事のないスクールなどさまざまです。
無料体験・相談会で、実際のチャットのやり取りをしている画面を見せてもらい、どの程度活発に質問や質問対応がされているかを確認しましょう。
無駄にならないプログラミングスクールの選び方
無駄にならないプログラミングスクールを選ぶには、上記の「無駄になるプログラミングスクールの特徴」に注意するほかに、以下の点にも注目しましょう。
返金保証があるか
返金保証は、教材や講師などが気に入らない場合に入会後数日間は受講料を返金してくれるシステムです。返金保証のあるスクールとないスクールがあります。返金保証のないスクールを選ぶ場合は、なぜ保証がないのかをよく理解してから入会するようにしましょう。
オリジナルポートフォリオ制作が目標の一つになっているか
オリジナルポートフォリオは、あなたが転職をする際にアピールポイントとなる「作品」です。カリキュラム内の課題をそのまま提出することを勧めるスクールは、あなたの転職を本気でサポートとするつもりのないことの表れです。
あなただけの作品を作らせてもらえるかを確認しましょう。
講師の質を公表しているか
自信のあるスクールは、公式サイトに講師の質を載せています。現役エンジニア・元エンジニア・スクール卒業生・学生などのほか、どのような基準で講師を採用しているかも記載してあります。
優良企業への就職・転職者が多いか
卒業生がどんな企業に就職しているかも必ずチェックしましょう。自社開発企業や受託開発企業の正社員かどうか、それともSESに就職する人が多いかどうかなどです。
就職・転職に強いスクールは、その後の離職率までリサーチしています。受講後に転職を希望している場合は、どこに転職したいのかを決めてスクールを選びましょう。
まずは独学でやってみよう
エンジニアへの転職は気になるものの、まずはお金をかけないでプログラミングがどんなものか知りたいと考える人も多いでしょう。
if文ってなに?変数って?という、プログラミングが完全に初めての方は、以下でご紹介する無料サイトなどで基礎学習をしたのち、プログラミングのトレーニングや簡単なアプリを作ってみましょう。
WEBサイトで基礎を学ぶ
WEBサイトで基礎から学べるおすすめのサイトはプロゲートとドットインストールです。
プロゲート
引用元:プロゲート
プロゲートは言語ごとにコースがあり、スライド形式で基本構文を学びます。座学がメイン、かつ、挫折しないボリュームなので、初めてプログラミングを学ぶ人におすすめです。
ドットインストール
引用元:ドットインストール
ドットインストールは動画視聴形式で各言語を学べます。実践ベースなのでプログラミングの基本を体得しやすく、実装力もアップします。無料で学べるコンテンツの量はプロゲートよりも多いです。
有料版もありますが、どちらも無料版から始めるのがおすすめです。
基礎学習を終えたら、AtCoderでトレーニングしたり、Unityでのゲーム作りに挑戦したりしましょう。
AtCoderでスキルを磨く
引用元:AtCoder
AtCoderはオンラインで参加できる競技プログラミングコンテストのサイトです。プログラミングに慣れたい、コードを書くトレーニングをしたいという人におすすめです。
AtCoderには、ビギナー向けから上級者向けの問題がたくさん揃っています。言語も、
C・Java・C#・PHP・Python・Ruby・JavaScriptの他、多くの言語で解答できるので、同じ問題を複数の言語で解答して各言語の違いを知ることもできます。
Unityで自分だけのゲームを作ってみる
引用元:Unity
プログラミングの基礎学習後、ゲームを作ってみたい人はUnityを試してみましょう。Unityは環境構築が簡単で、すぐにゲームを作ることができる高速エンジンです。
コーディングなし、もしくは非常にシンプルなコーディングでゲームを作ることができるので、初めての人でも簡単にシューティングゲームやブロック崩しなどを作ることができます。
プログラミングを学ぶことは、コーディングのルールを覚えることが目的ではありません。Unityは、あなたの作りたいものをプログラミングによって実現するための流れを意識することができる点でおすすめです。
未経験からエンジニアになる!は信じていいの?
さて、求人広告で見かける「未経験からエンジニアになる」は正しいのでしょうか?一般的にITエンジニアと呼ばれる職種は次のように分けられます。
フロントエンド エンジニア |
WEBサイトの見た目部分を実装するエンジニア |
サーバーサイド エンジニア |
データベースと画面の処理をつなげるコードを書くエンジニア |
インフラ エンジニア |
WEBアプリが動作する環境を整備するエンジニア。コードはほぼ書かない |
テスト エンジニア |
作ったアプリをテストするエンジニア。コードはほぼ書かない。 |
「未経験でエンジニア」として採用される人のほとんどがインフラエンジニアやテストエンジニアです。誰でもできる業務からスタートするので、その意味では「未経験からエンジニア」を達成することは可能です。しかしこれらでは高収入は期待できません。
パソコンに向かって「コードを書く」エンジニアは、一般的にはフロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアです。未経験からコードを書くエンジニアとして採用されることはほぼありませんので注意しましょう。
プログラミングスクールの広告を見る際も、どんなエンジニアの養成をうたっているスクールなのかを必ず確認するようにしましょう。
必要な指導を必要な分だけ受けたいなら家庭教師Tech Teacherで!~家庭教師ならではの3つの魅力~
プログラミング家庭教師Tech Teacherは以下のような疑問をすべて解決できるサービスです。
・目的別に短時間の利用ができるサービスがあったらいいな
・いまやっている学習で生じた疑問や悩みを解決したいが、プログラミングスクールでは値段が高い
・すでにある程度勉強が進んでいて、改めてカリキュラムで1から勉強をするのは大変
・マンツーマンで作業を一緒に行ってほしい
比較対象 | Tech Teacher | プログラミングスクールA社 |
受講形態 | 〇 1対1 |
△ 1対3~5 |
担当教師 | 〇 担任教師 |
× 講座別の講師 |
カリキュラム | 〇 自分専用指導 |
△ 全員指導 |
仕事・学業との両立 | 〇 可能 |
× 不可能 |
メンター制度 | 〇 担任教師 |
△ 異なる担当 |
料金 | 〇 授業分だけ |
× 一括払い |
初期費用 | 〇 入会金 22,000円 |
× 一括払い 528,000円 |
シミュレーション (3ヶ月90分の指導を週1で行う) |
〇 164,500円 |
× 528,000円 |
以下、Tech Teacherの3つの魅力を紹介します。
プログラミング家庭教師について詳しく知りたい方ほこちら
1.効率的な学習スタイル
一般的なプログラミングスクールでは大人数の対面講義や、録画講義の視聴またはオンラインでの受講がメインです。そうなると学習しながら生じた疑問をすぐに聞くことができずに、先に進んでしまい内容をうまく理解できなかったり、作業がうまく進まなかったりします。
家庭教師であれば、マンツーマンのため自分の課題にだけ焦点を当てて指導を受けられるので、1回の授業を濃い時間にすることができます。
Tech Teacherは一般的なプログラミングスクールと異なり、あらかじめ決められたコースやカリキュラム設定がありません。
一般的なプログラミングスクールのカリキュラムでは、自分が本当に学習したいことを学ぶのにいくつか他の講義を受けなければなりません。
Tech Teacherでは生徒様の現状の習熟度・目的・期間に応じてお悩みにダイレクトに刺さる授業を展開し、最短で目標となるゴールを目指せます。
2.自分のペースで学習できる
Tech Teacherでは、他にはない「短時間(30分ごと)」の利用が可能です!勉強していてちょっとわからないところ、プログラミング学習のモチベーション維持など様々な疑問や悩みを解決することができます。
授業を受けた分だけ後払いする料金体系(3,960円〜 / 30分)のため、必要な期間に必要な分だけ受講できます。
Tech Teacherではあらゆるニーズに対応できる教師陣がいるため、生徒様の希望条件に最適な教師を紹介します。
Tech Teacherを受講している方のほとんどが仕事をしている社会人の方です。TechTeacherの家庭教師なら受講日時や回数を、生徒様のご都合に合わせて柔軟に調整することができ、スキルだけでなく都合の良い時間で指導できる教師を選べます。
3.確実に身につく
オンライン・オンデマンドの講義の視聴形態だと、学習に対するモチベーションの維持が課題となり、当初の予定よりも受講期間が伸びたり、挫折したりする恐れがあります。
Tech Teacherでは、担任教師が生徒と二人三脚で学習をするため、学習が大変なときも寄り添ったサポートを受けられます。
具体的には学習計画の管理や受講目的を明確にした上で中間目標を設定し、それに向けた学習の指導をすることでモチベーションの維持を図ります。
担当教師は授業の時間以外に、チャットサービスを利用して、自分で学習しているときに生じた疑問をすぐに質問して解決することができます。
Javaをマンツーマン指導で学べるプログラミング家庭教師について詳しく知りたい方ほこちら
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質問のみのお問い合わせも受け付けております。
まとめ
プログラミングを学ぶのに“王道”はありません。まずはあなた自身が目標を決め、その目標から逆算して計画を立てましょう。利用するのはプログラミングスクールでも個人の先生でもWEBサイトでもかまいません。
どのような学習方法でも、プログラミングスキルをアップさせることはあなたの人材価値を高めることと直結しています。軸のぶれない目標をもってスキルアップを目指しましょう。