「参考書を見ても古い情報しか書かれてないから、最新のやり方を教えてほしい」
本記事ではこのような悩みを解決します。実はプログラミング初心者がもっともつまずきやすいポイントのひとつが「開発環境を構築すること」です。
逆に言えばここさえ乗り切ってしまえば、後は楽しく文法を覚えていけば良いだけと言えるでしょう。
本記事ではPythonのインストール方法を初心者でもわかるように解説します。本記事を参考にPythonをインストールして、プログラミング学習をスタートさせましょう。
Pythonをインストールする方法
早速Pythonをインストールする方法をご紹介します。
ここでは
- Windows
- Mac
の2つに分けて説明しますね。
自分が使っているパソコンの種類に合わせてご覧ください。
Windows
ここでは、WindowsにPythonをインストールする方法を解説します。まず、公式サイトからインストーラーをダウンロードする必要があります。
〇Python公式サイト
Welcome to Python.org
こちらのページの上部に「Downloads」欄があります。この欄にある「Windows」をクリックしてください。すると「Python Releases for Windows」ページに移動します。
Pythonは何度もバージョンアップされているため、たくさんの種類があります。リストの一番上には「Latest Python 3 Release」というリンクがありますが、これが一番最新のものなので、基本的にはこれをインストールしましょう。
この記事が書かれた時点ではPython3.8.2が最新のため、「Latest Python 3 Release – Python 3.8.2」となっています。以下ではPython 3.8.2を選択していますが、新しいものがありましたらそちらを選んでください。
「Latest Python 3 Release」のリンク先のページの下部にある「Files」から「Windows x86-64 executable installer」をクリックすると、すぐにダウンロードがはじまります。
ダウンロードが終わったら、そのファイルを実行しましょう。インストール画面が表示されるので、後は画面の指示にしたがって進めばOKです。このとき「Add Python 3.8 to PATH」にチェックをつけてください。
これでWindowsでのインストールが完了します。
Mac
Macの場合すでにPythonがインストールされている場合が多いです。ただほとんどの場合「Python 2」という昔のバージョンのものがインストールされています。
Python 2は最新のものとは文法などがまったく異なりますので、最新のものをインストールすることをおすすめします。
それではMacにPythonをインストールする方法を解説します。まず、公式サイトからインストーラーをダウンロードする必要があります。
〇Python公式サイト
Welcome to Python.org
こちらのページの上部に「Downloads」欄があります。この欄にある「Mac OS X」をクリックしてください。すると「Python Releases for Mac OS X」ページに移動します。
Pythonは何度もバージョンアップされているため、たくさんの種類があります。リストの一番上には「Latest Python」というリンクがありますが、これが一番最新のものなので、基本的にはこれをインストールしましょう。
この記事が書かれた時点ではPython3.8.2が最新のため、「Latest Python 3 Release – Python 3.8.2」となっています。以下ではPython 3.8.2を選択していますが、新しいものがありましたらそちらを選んでください。
「Latest Python 3 Release」のリンク先のページの下部にある「Files」から「macOS 64-bit installer」をクリックすると、すぐにダウンロードがはじまります。
ダウンロードが終わったら、そのファイルを実行しましょう。インストール画面が表示されるので、後は画面の指示にしたがって進めばOKです。このとき「Add Python 3.8 to PATH」にチェックをつけてください。
これでMacでのインストールが完了します。
インストール後
インストールが完了したら、ちゃんとインストールされているか・Pythonが正しく動くかをチェックする必要があります。
本項目ではチェック方法をご紹介しますので、実際に試しながら読んでくださいね。
インストールされているかチェック
Pythonのインストールが完了したら、きちんとインストールされているかどうかを確認しましょう。ここではもっとも簡単な確認方法をご紹介します。
まずコマンドラインを開きましょう。Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、Macの場合は「ターミナル」になります。以下の手順を参考にしてくださいね。
◯Windowsの場合
キーボードで[Windowsキー]+[R]と打ちます。「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示されるので、「cmd」と入力して「OK」をクリックします。
◯Macの場合
Finderを開き、アプリケーションを選択します。その中の「ユーティリティー」のフォルダを開き「ターミナル」をクリックします。
コマンドラインを開いたら、以下のコマンドを入力し「Enter」を押してください。
python –version |
このコマンドでPythonのバージョンを確認することができます。インストールしたPythonのバージョンが正しく表示されていたら、正常にインストールできています。
◯実行結果
Python 3.8.2
なおMacの場合、すでにパソコンにPython2がインストールされていることがあります。バージョン3のPythonをインストールしたはずなのに「Python 2.*.*」と表示されている場合、正常にインストールできていないことになります。
インストールが正常に行われなかった場合、もう一度インストール方法を確認しましょう。
動作確認
インストールを確認したら、次はPythonが正しく動くかを確認しましょう。正しく動くかを確認するには、実際にプログラムを作って動かしてみるのが確実です。
まず、「メモ帳」や「テキストエディット」などのテキストエディタを開き、
print(“Hello world!”) |
と記述しましょう。一文字でも間違えると正しく動かないので、コピーして使ってください。
できたらファイル名を「test.py」にしてファイルを保存しましょう。保存先は「ドキュメント」の下にしてください。
次に、先ほど開いたコマンドラインから以下のコマンドを入力し「Enter」を押してください。
cd Documents |
「cd フォルダ名」と入力するとそのフォルダの直下に移動することができます。
その後は、以下のコマンドを入力し「Enter」を押してください。「python ソースファイル名」でPythonプログラムを実行できます。
python test.py |
〇実行結果
Hello world!
このように「Hello world!」と表示されたら、Pythonは正しく動いています。
ちなみに、先ほど書いたプログラムは「print関数」を使って「Hello world!」という文字列を表示させています。インストールが正常に行われているか確認するときによく使われる、もっとも簡単なプログラムです。
これでPythonのインストールおよび動作確認が完了しました。一度インストールすれば後はコマンドラインから入力すれば、すぐにプログラムを動かすことが可能です。
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まとめ
本記事ではPythonのインストール方法を解説しました。
インストールさえできれば、後はどんどんPythonの学習を進めることができます。「これからPythonを勉強したい」という方はぜひ本記事を参考にしてインストールを行ってみてくださいね。
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