「プログラミング初心者ならPythonから学ぶのがおすすめ」という意見を耳にしたが、Pythonの何が良いのかさっぱり分からない、という方も多いかと思います。
Pythonを学んだことがない人にとって、Pythonの魅力や強みはなかなか理解しにくいかもしれません。
本記事ではPythonの魅力や強みについて、初心者でも分かるように解説します。
また、Pythonの活用事例やPythonの学び方についてもまとめました。
本記事を読むことで、Pythonの魅力や強みが分かり「なぜPythonを選択すべきか」が分かります。
これからプログラミング学習に取り組もうと思っている方は、本記事もぜひ参考にしてくださいね。
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Pythonとは
そもそもPythonとは、プログラミング言語の1つです。
プログラミング言語の中でも「スクリプト言語」と呼ばれており、学習コストが少ない言語として知られています。
また、Pythonは「インタープリタ型言語」でもあります。インタープリタ型言語とは、ソースコードを1行ずつ機械語に翻訳して実行していく方式を取る言語のことです。
インタープリタ型の場合、コンパイルが必要ないため、プログラムの実行結果を素早く確認することができます。
その反面、1行ずつ翻訳するため、Pythonは実行速度が遅いデメリットがあります。しかし、後述するようにPythonにはそのデメリットを補う機能があります。
また、PythonはIT業界でかなり評価が高く人気もあります。特に海外では、C言語やJavaに匹敵するほどの人気言語です。
Pythonの強み
Pythonの強みについてまとめました。Pythonの強みは次の3つです。
- 学習コストの低さ
- ライブラリの豊富さ
- 汎用性の高さ
Pythonの人気が高いのは、これらの強みがあるからです。1つ1つの強みについて詳しく解説します。
学習コストの低さ
Pythonの1番の強みと言えば学習コストが低いことでしょう。
Pythonは文法が平易な上に、ソースコードの可読性も高いため、プログラミング未経験者でもすぐに習得することが可能です。
C言語やJavaなど、他の人気言語はPythonに比べるとやや難しめですね。
たとえばC言語は、ポインタというパソコンの内部処理まで把握しなければならない概念があります。またJavaは、ソースコードが長くなりやすいという特徴があります。これら2つは初心者にはハードルが高いでしょう。
ライブラリの豊富さ
Pythonはライブラリが豊富なのも強みの1つでしょう。
ライブラリとは、よく使うプログラムがひとまとめになり、再利用可能になったもののことです。ライブラリは、インストールすると自分の環境で使うことができます。
ライブラリを使うことで自分でプログラムを作らなくても良くなるため、開発作業が効率化されます。他の言語にもライブラリはあるのですが、Pythonは機械学習・データ解析向けのライブラリ多いのが魅力です。
機械学習やデータ解析は今注目されている技術分野でもあります。こういった分野で使えるライブラリが多いPythonは将来性が高いと言われていますね。Pythonを使うならライブラリは使わないと損と言えるでしょう。
汎用性の高さ
Pythonは汎用性の高さも強みと言えます。
Pythonは、先ほどあげたように、機械学習やデータ解析といった今後市場が伸びるであろう分野に使うことが可能です。
その他、PythonはWebアプリ開発にも多く使われています。DjangoやFlaskといったPythonフレームワークを使うことで、Webアプリを効率的に開発することができるためです。
さらに、活用事例はまだ多くありませんが、デスクトップアプリやスマホアプリ、ゲームなどもPythonで作ることができます。
このようにPythonは汎用性が高いため、様々な開発に挑戦したい方にもおすすめです。
Pythonの魅力
Pythonは将来性が高いため、今から学ぶのはおすすめです。
Pythonの具体的な魅力についてみていきましょう。
Pythonエンジニアの需要やPythonの活用事例について詳しく解説します。
Pythonエンジニアの需要は伸びている
Pythonエンジニアの需要は日々伸びています。そのため、これからPythonを学ぶことで、市場価値の高いエンジニアを目指すことが可能です。
Pythonの需要が伸びている根拠をいくつか紹介します。
まずQiitaに掲載されている記事はPython関連が最も多いという結果になっています。長年フロントエンド開発で使われ続けているJavaScriptよりも記事数が多いというのは、注目すべき点でしょう。
また、TIOBEが毎年出しているプログラミング言語ランキングでも、Pythonが現在1位となっています。C言語やJavaなど主流で使われ続けている言語を抜いており、Pythonの需要の高さが分かるでしょう。
Pythonの需要が伸びている背景には、やはりPythonの学習コストの低さや、機械学習・データ解析に向いている点が挙げられるでしょう。
Pythonの活用事例
Pythonの活用事例の一部を紹介します。
Pythonは多くの有名なWebアプリで使われています。
たとえば、大手動画サイトのYoutubeや写真共有SNSのInstagram、ストレージサービスのDropBoxなどのアプリの開発では、Pythonが使われているようです。
また、Pythonはデータ解析の分野でも多く活躍しています。
たとえば、ポータルサイトであるぐるなびのデータ解析、株式会社楽天での物流戦略などでPythonが使われているようです。
このようにPythonは多くの企業で導入されており、需要の高さが伺えますね。
Pythonの学び方
ここまでPythonの強みや魅力を解説しました。ここまで読んで、Pythonを学びたくなった方もいるかと思います。
そこでPythonの具体的な学び方について紹介しましょう。
ソースコードを写経する
プログラミングを上達するコツは、ソースコードを写経することです。
書籍に書かれたソースコードを自分でタイピングして実行させてみましょう。
実際に手を動かしてソースコードを書くことで、記憶に定着しやすくなります。
また、写経に慣れてきたらソースコードの細部を書き換えてみて、実行結果がどう変化するか確かめてみるのがおすすめです。それを繰り返すことでPythonの文法の理解が深まっていくでしょう。
効果的な写経のやり方についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

積極的にアウトプットする
Pythonについて学んだことは、QiitaやSNSに積極的にアウトプットしましょう。
アウトプットすることで理解が深まります。また、他の人に見られるため、正確な情報を掲載しようとよく調べるようになります。
プログラミングの勉強がインプットに偏ってしまう方も多いですが、インプットだけだと本当に理解しているのか自分で判断することができず、理解しないまま先へ進んでしまうこともあります。理解しないまま進むと、分からないことがどんどん増えてきて、勉強を挫折してしまう可能性が高くなりますよ。
そういった意味でも、積極的にアウトプットするようにしましょう。
分からない箇所は質問サイトに質問する
プログラミングの勉強をやっていて辛いのが、なぜ発生しているのか分からないエラーを解決しているときです。エラー解決は1時間以上かかることもあり結構大変です。特に未経験者の方は何度もエラーに出くわすことになるため、辛くて挫折してしまうことは多くあります。
15分考えても解決方法が分からない場合、teratailやYahoo知恵袋などの質問サイトを活用するのがおすすめです。質問サイトにエラー箇所と自分の開発環境を書き込むことで、有志の方から解決方法を教えてくれることがあります。
エラーの解決方法を延々と調べていると嫌になってしまいます。分からない箇所は質問サイトに質問した方が、ストレスなくPythonを勉強していくことができますよ。
独学が続かない場合プログラミングスクールを活用
「Pythonを独学してみたが続かない…」という方はプログラミングスクールを活用するのがおすすめです。
プログラミングスクールでは講師の方に直接Pythonを教えてもらえます。学習スケジュールも講師の方に立ててもらえますし、分からない箇所はいつでも質問することが可能です。こういった環境であるため、Python学習が途中で挫折することはありません。
ただし、プログラミングスクールは料金が高めで、入会が厳しい方も多いでしょう。
まずは独学でPythonを勉強してみて、どうしても独学では厳しい場合にスクールを活用すると良いですね。
まとめ
本記事では、Pythonの魅力や強みについて解説しました。Pythonがなぜここまで評価されているのか、理由がお分かりいただけたかと思います。
Pythonはまだまだ伸びる言語であると推測されます。今のうちにPythonを習得すれば、市場価値の高いエンジニアを目指すことが可能です。
プログラミングに興味がある方はぜひPythonから学習をスタートさせてみてくださいね。