Python

Pythonに向き不向きはあるの?自分の目的に合った言語を学ぼう!

Pythonを学習していると、どの分野にPythonが向いているのか、向いていないのか気になりますよね。

この記事ではPythonが向いている分野と向いていない分野をそれぞれ7つご紹介します。ぜひ学習するときの参考にしてくださいね!

Pythonが向いている分野

Pythonは汎用性が高い言語で、たくさんのことができます。
Pythonが向いている分野は下記の通りです。

  • 機械学習
  • ディープラーニング
  • スクレイピング
  • Webアプリ作成
  • ゲーム制作
  • ブロックチェーン開発
  • データ分析

それではひとつずつみていきましょう!

向いている分野1.機械学習

Pythonは機械学習に向いています。
機械学習は、AI・人工知能の分野のひとつです。Pythonは、科学技術計算の分野で独自に発展してきたプログラミング言語です。

また、PythonにはAI開発をサポートできるライブラリがたくさんあります
たとえば、PythonのライブラリであるNumpyは、AI開発をサポートするライブラリとして世界中で知られています。このように、Pythonには機械学習で使えるライブラリがたくさんあるため、機械学習に向いているのです。

機械学習が使われている具体例として、ソフトバンクのPepperがあります。
Pepperは人の言葉を認識し、何と返事すればいいかを学習して適切な返事をします。会話が成立するように機械学習がプログラムされているということですね。

Pythonの機械学習についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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向いている分野2.ディープラーニング

Pythonはディープラーニングに向いています。
ディープラーニングは深層学習とも言われ
、画像認識や音声認識ができます。

Pythonがディープラーニングの分野で活躍する理由として、大企業の後押しがあります。たとえば、GoogleはTensorFlowというライブラリを作成しています。FacebookはPyTorchを作っています。
こうした大企業がライブラリを作ったことがきっかけとなり、ディープラーニングの開発が進んでいきました。

ディープラーニングが使われている具体例として、Instagramがあります。
InstagramはDjangoというフレームワークを使って作られています。Instagramの画像の分類やタグ付けはディープラーニングで行われています。世界中の人々が使う高負荷なシステムを問題なく動かしているのはPythonだからこそです。

他の具体例として、自動運転があります。
自動運転はディープラーニングを使って、信号や標識、歩行者などを認識して安全に走行できるようにしています。Pythonは私たちの生活を支えているのですね。

Pythonのディープラーニングについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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向いている分野3.スクレイピング

Pythonを使えばスクレイピングが簡単にできます。
スクレイピングはデータを自動収集する技術で、Pythonにはスクレイピングに関するライブラリがたくさんあります。

スクレイピングを使えば、ある商品の価格をいろんなサイトから集計して一覧にすることができます。
また、特定の画像データを集めてギャラリーにすることもできます。
他には、Twitterで特定のワードを含む投稿を自動収集し、どれくらいの頻度で投稿されているかを図表にすれば、消費者の動向をチェックできたりもしますよ。

PythonのWebスクレイピングについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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向いている分野4.Webアプリ作成

Webアプリ制作のように膨大なデータを扱うならPythonの出番です。
PythonにはDjangoというWebアプリのフレームワークがあり、Djangoを使えばかんたんにWebアプリの開発ができます。

Pythonを使って作成されているWebアプリはYouTubeInstagramDropboxです。
このように、
Pythonは普段私たちが使っているアプリで使われています。そう考えると何だか親近感が湧きますね。

Pythonは、Webアプリのバックエンドで使われています。
特に動画検索で大きな力になっており、動画検索にはOpenSearchというライブラリが使われています。
世界中の人が一斉にYouTubeを使ってもエラーが出ないことからも、Pythonに高い処理能力があることが分かりますね。
他にも、GmailGoogle MapsのバックエンドでもPythonが使われています。

向いている分野5.ゲーム制作

Pythonは2Dのゲームの開発もできます。
PythonにはPygameやCocos2dというゲーム開発用のライブラリがあります

Pygameは20年近く使われており、簡単なブロックくずしなら数百行で書けるので、依然人気があるライブラリです。
Cocos2dは10年以上開発が続いているライブラリです。Cocos2dはC++やJavaに移植できるため人気が高いライブラリです。

Pythonで作られたゲームには『ソリティア』、『トゥーンタウン・オンライン』、『バトルフィールド2』などがありますよ。

向いている分野6.ブロックチェーン開発

Pythonはブロックチェーンの開発もできます。
ブロックチェーンは世界中で使われており、常に膨大な計算が必要です。
数えられないくらい複雑な計算もPythonのライブラリを使えば簡単にできますよ。

ブロックチェーンで使われる主なライブラリはhashibです。
hashibは、ハッシュ関数、HTTPリクエストや数値計算などに関するライブラリがたくさんあるため、ブロックチェーン開発に使われています。
ハッシュ関数は入力データを不可逆的に暗号化する技術で、ハッキングによるデータ改ざんを防ぐ技術としてブロックチェーンの信頼を高める技術として使われています。

向いている分野7.データ分析

Pythonはデータ分析にも向いています。
Pythonを使えば数値の並び替え、リスト化、追加・削除、抽出が思うがままにできます。

Pythonには高度な計算や特殊な処理をかんたんにできるライブラリがたくさんあります。数値計算を効率的に行うNumby、データ解析支援機能のPandas、配列や行列の演算を行うScipyなど、Pythonにはデータ分析ができるライブラリが揃っています。
これらのライブラリを使うと、手作業ではできないおびただしい数のデータ分析を一瞬に行うことができます。作業の時間短縮にもなりますね。

また、PythonとExcelをつなぐと仕事の幅が広がります。
Excel内のアドレスにメールの一斉送信ができたり、売上データをcsv形式の書き出しが自動でできます。またデータ分析はマーケティングやビジネスにも使えます。
普段仕事をしている私たちにはPythonは欠かせない存在になっているのですね。

Pythonのデータ分析についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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Pythonが向いてない分野

Pythonは処理速度が遅いのでスピードを求められる開発を苦手とします。
Pythonが向いていない分野は下記の通りです。

  • 高速処理を求める開発
  • 企業内システム
  • スマホアプリの開発
  • 機器の組み込み
  • 金融系システム
  • Windowsのデスクトップアプリ
  • Webデザイン

向いていない分野1.高速処理

基幹システムなど、高速処理を求める開発はPythonは向いていません。

スピードを重視するならC言語、Java、C++が向いています。

向いていない分野2.企業内システム

企業内システム開発にPythonは向いていません。
企業内システムは、それぞれの企業だけで使う業務システムです。流通部門、営業部や人事部で使います。開発するにはシステムインテグレータと呼ばれる企業へ発注します。

企業内システム開発に向いている言語はJavaです。以前からJavaで開発されたものが多く、今もJavaで開発されています。

向いていない分野3.スマホアプリの開発

Pythonはスマホアプリの開発には向いていません。
Pythonでアプリの開発ができないわけではありません。しかし、Pythonにはアプリ開発のための主要なライブラリがないため、わざわざPythonを使って開発するのはおすすめしません。

iPhoneアプリ開発に向いている言語としてはSwift、Androidアプリ開発に向いている言語としてはKotlinがあります。

向いていない分野4.機器の組み込み

機器の組み込みにはPythonは向いていません。
機器は炊飯器、電子レンジやエアコンといったいわゆる電化製品です。

たとえばマイコンは比較的機能の少ないソフトウェアで作られており、C言語が使われています。C言語は処理速度が早いのが特徴です。

向いていない分野5.金融系システム

金融系システムにもPythonは向いていません。

金融系のシステムにはCOBOLが使われています。COBOLは古い言語なのですが、金融システムは止まることが許されないため、この言語を使い続けています。システム統合に20年もかかったみずほ銀行のシステムはCOBOLとJavaで連携を行って進められました。

向いていない分野6.Windowsのデスクトップアプリ

PythonはWindowsのデスクトップアプリの開発には向きません。
Pythonでデスクトップアプリの開発ができないことはないのですが、WindowsのデスクトップアプリにはC#が使われています。C#はマイクロソフト社が開発しており、Windowsと親和性の高い言語です。

向いていない分野7.Webデザイン

PythonはWebデザインや描画には向いていません。

Webデザインや描画はフロントエンドの言語を使いましょう。デザインをするならHTMLCSSJavaScriptを使うのがおすすめです。

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引用元:Tech Teacher

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Pythonの向き不向きを考慮して学習を始めよう

本記事では、Pythonの向き不向きについて解説しました。
Pythonは汎用性の高い言語ですが、全てができる訳ではありません。

Pythonを学ぶなら、Pythonが得意な分野を学習してスキルアップを目指しましょう!