プログラミングの勉強をやっても中々上達しない人も多いです。上達する人としない人の差を知っていないと、知らず知らずの内に間違った勉強方法をしてしまうかもしれません。
しっかり正しい勉強方法を実践すれば、プログラミングは上達します。
ただ、プログラミングスクールや情報系の大学に通っていない方は、どうしても勉強が自己流になってしまいがちですよね。
そこで本記事では、プログラミングの上達方法について1から解説していきます。これからプログラミングを学ぶ方はぜひ本記事を参考にしてくださいね。
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プログラミングが上達する人としない人の違い
プログラミングが上達する人としない人には様々な違いがあります。これらの違いを知っておくと、自分が間違った勉強方法をしていることに気がつくことが可能です。
プログラミングの勉強は半年や1年かけて行うことが多いため、勉強方法が間違っていると時間を無駄にしてしまうでしょう。なので、しっかり正しい方法をおさえてくださいね。
プログラミングが上達する人の特徴
プログラミングが上達する人の特徴は、学習前にプランをしっかり立てることです。
何を目的とし、その目的を達成するために何を勉強すべきか、しっかりと考えてから学習をスタートさせます。そして、1日1日の予定をしっかり立てるのです。
また、分からないところがあってもすぐに解決させます。
「まあいいや」で終わらせず、理解するまで粘るのです。プログラミングの勉強は1つでも分からないところがあると、先へ進むことは困難になってきます。
そのため、自分の分からないところをしっかり理解しておくことが重要ですね。
プログラミングが上達しない人の特徴
上達しない人の特徴としてまず、参考書の内容を覚えることが目的になることです。
たとえば、練習問題をただ解ければ良いと考えてしまうなど。
確かに練習問題を解くことや、参考書を読み込むことは大切です。しかし、それだけではプログラミングができたとは言えません。
本当の意味で上達するためには、自分でしっかりアプリやサイトを作成し、学習の成果を確認することです。そこまでやって初めて学習が完了したと言えますね。
実際、プログラミングスクールなどでは、自分一人で作成物を作り、それを完成させた段階で学習終了とするところが多いです。プログラミングの勉強を始める方は、何を作りたいかを明確化させ、それを作成することをゴールとしましょう。
初心者でもプログラミングを効率よく上達させるコツ
上達する人としない人の違いを解説しました。
それでは、具体的にプログラミングを上達させるコツを紹介しましょう。上達させるコツは次の6つです。
- プログラミングを学ぶ目的を明確化させる
- 学習スケジュールを立てる
- ソースコードを実際に書いて覚えていく
- 学習に躓いたら前の単元から確認する
- 分からない部分は誰かに質問する
これら5つのコツを意識しながら学習することで、独学でもしっかりプログラミングを身につけることができます。1つ1つのコツについて詳しく解説していきましょう。
①プログラミングを学ぶ目的を明確化させる
まず大事なのは、プログラミングを学ぶ目的を明確化させることです。
学ぶ目的が明確でないと、そもそもどこを目指していけば良いか分かりませんし、何をもって「プログラミングが上達した」と言えるのか分かりませんよね。
一口にプログラミングといっても、様々な種類があります。
ECサイトを作る、SNSを作る、スマホアプリを作る、などなど。
自分が何を作りたいかをまず明確化させましょう。
たとえばSNSを作りたいなら、PHPやPythonなどのスクリプト言語を勉強する必要があります。しかしその前に、HTMLやCSSの知識がないといけないでしょう。また、SQLに関する知識もおさえておく必要があります。
このように目的を明確化させることで、何を勉強すべきか分かってきますよ。
②学習スケジュールを立てる
目的を明確化させたら、次は学習スケジュールを立てていきましょう。
学習スケジュールを立てないと、だらだらと続けていく羽目になってしまい、中々勉強が先へ進みません。
学習スケジュールを立てるときは、1ヶ月ごとに「ここまでは達成したい」という目標を定め、それを達成するために1日ごとに何を勉強するべきか考えていきましょう。
たとえばSNSを勉強するなら、最初の1ヶ月はHTML・CSSをマスターすることに費やす、初日は「Hello World」を出力させる、次の日は「文字の色や大きさを変更させる方法を学ぶ」、3日後は……というような感じです。
スケジュールを立てるコツですが、決して無理なプランにはしないでください。
たとえば1週間で全てできるようにする、という目標にはせず、自分のペースで学習を進めていけるようなスケジュールにしましょう。
また、個人的におすすめなのが、その日勉強したことをTwitterなどに報告することです。それを毎日続けていきます。他の人も見ているTwitterでつぶやくことで、学習のモチベーションを下げないで済みますよ。ぜひやってみてください。
③ソースコードを実際に書いて覚えていく
ソースコードを実際に書きながら、参考書を読むことをおすすめします。
漠然と参考書を読むだけでは、中々スキルは身につきません。ソースコードを書き、自分で実行するところまで行ってみましょう。
実行し終わったら、次はソースコードの一部を変更し、実行結果がどのように変わるか試してみるのが良いです。そうしていくうちに、どんどん自分でソースコードが書けるようになっていきますよ。
また、ソースコードを変更していく内に、エラーが発生することもあるでしょう。エラーが発生したら、エラーの解決方法について自分で検索して調べてみましょう。そうすることで、どんどん幅広い知識が見についていくでしょう。
ソースコードを自分で書き、一部を変更してみる、というのはおすすめの勉強方法ですのでぜひやってみてくださいね。
④学習に躓いたら前の単元から確認する
学習に躓くことがあれば、前の単元から確認するようにしましょう。プログラミングは1つ分からないことがあると、その先もずっと分からなくなります。
たとえば、「ループ処理の書き方が分からない」場合、まあいいやと先へ進んでしまうと、将来もっと高度なプログラムを書く場合確実につまずきます。そうしてどんどん分からないところが増えていくと、やがてプログラミングの勉強そのものを投げ出してしまうかもしれません。
学習に躓いたということは、前の単元の理解が不十分であった証拠です。参考書の前のページに戻って、再び練習問題などを解いていきましょう。
⑤分からない部分は誰かに質問する
分からない部分は誰かに質問することも大切です。先程解説したように、分からないところを放置しないことが、プログラミング学習では何より大切ですよ。
プログラミングスクールに通うと、分からない箇所を先生が教えてくれます。今ですとコロナなので、教室での対応ではなく、オンラインで対応してくれるところが多いです。オンラインの場合、チャットやビデオ通話などを使って質問ができます。
プログラミングスクールなら、質問に対する答えがすぐに返ってくるのでおすすめです。また、ソースコードを実際に確認してもらい、問題点を指摘してもくれます。
独学で行う場合、「プログラミングの質問サービス」を使うのが良いです。
たとえば「teratail」や「Qiita」というサイトで分からない点を書き込めば、誰かがヒントをくれることがあります。こういったサイトには現役エンジニアの方も多くいるので、非常に参考になりますよ。
こういった方法で、分からない部分は誰かに質問するのがおすすめです。
⑥1つのアプリをとりあえず作ってみる
ある程度プログラミング言語の文法は習得できたら、1つのアプリを自分で作ってみましょう。アプリは簡単なもので全く問題ありません。ちょっとした掲示板やスクレイピングするためのツールなどで大丈夫です。
アプリを作ることで、自分が本当にプログラミングを習得できているか分かります。
アプリを作る上で分からないことがある場合は、調べながら作成しましょう。調べるということも、今後現場で働く上で必要なスキルになります。
最初は拙かったり、使いにくかったりするものでも構いません。
完成度を上げることよりも、とりあえず完成させることを意識してください。完成させた後にブラッシュアップしていく方が、最初の内は効率が良いですし、途中で飽きることがないです。
また、作成したアプリは「GitHub」などで公開することをおすすめします。公開することで、より達成感が生まれてくるでしょう。
将来プログラマーとして働く場合、面接で作成したアプリを見せて自己アピールすることも可能です。特に未経験からプログラマーへの転職を目指す場合、アプリを見せることで学習意欲のある人材と思われやすいですよ。
こういったメリットもあるため、勉強の仕上げとしてアプリ作成はぜひ行ってみてください。
まとめ
本記事ではプログラミングの上達のコツについて解説しました。どうすればプログラミングの上達が早くなるとお分かり頂けたかと思います。
プログラミングはただ闇雲に努力しても中々身につけられるものではありません。
しっかり学ぶ目的と学習スケジュールを考え、それに沿って勉強することが大切です。
また、分からないところを放置しないようにしましょう。難しい部分は誰かに質問したり、一度前の単元に戻って学習し直したりするのがおすすめです。
そして仕上げとして簡単なもので良いので、アプリを一人で作ってみましょう。何かしら動かせるものが作れると達成感もありますよ。
本記事がプログラミングの上達に悩む方にとって、有意義なものとなれば幸いです。