学習方法

Pythonの勉強に挫折した方必見!対処方法を解説!

Pythonの勉強に挫折してしまう人は多くいます。Pythonに限らずプログラミングの学習は途中で辞めてしまう人が多く、挫折率は90%と言われていますね

プログラミングスキルを実務レベルまで習得するには時間がかかります。途中で学習を挫折しないためには、対策を立てておく必要があるでしょう。

そこで本記事では、Pythonの学習に挫折してしまう原因と解決方法を解説します。
本記事を読むことで、Pythonの学習をどうすれば続けていけるか、方法が分かるようになりますよ。

Python初学者の方は本記事を参考にし、学習を続けられるようになってくださいね。

Pythonの学習に挫折してしまう原因

Pythonはプログラミング言語の中では簡単な分類に入ります。しかし、Pythonの学習に途中で挫折してしまう人は多くいるのです。

なぜPythonの学習に挫折してしまうのか、それには原因がいくつかあります。原因は次の6つです。

  • エラーの解決方法が分からない
  • 参考書が難しすぎる
  • 最初から難しいことをやろうとしている
  • 関数が覚えられない
  • 他の言語の方が向いている
  • 数学の知識がない

これらが原因で学習を途中で諦めてしまう人が多くいます。1つ1つの挫折してしまう原因について、詳しく解説しましょう。

エラーの解決方法が分からない

エラーの解決方法が分からずPythonを挫折してしまう人は多いです。なぜならPythonは少しでも書き方を間違えると、エラーが発生してしまう言語だから。

たとえば、インデントをしなかっただけでもエラーが発生します。上級者になると、少しの書き間違えでエラーが出るのはむしろ有り難いと感じるのですが、初心者にとってはエラーの解決に時間がかかりすぎて、辛いと感じる原因となってしまうのです。

エラーの解決方法についてGoogleで調べようにも、どのような手順に調べばよいか分からない人も多いですよね。エラー文で検索しても、解決方法が検索上位に必ず出てくるとは限りません。

このように、エラーの解決方法が分からない、というのがPythonで挫折する理由の1つです。

参考書が難しすぎる

Pythonで挫折する理由の中には、参考書が難しすぎる、というのもあります。

Pythonは初学者向けの言語として有名ですが、上級者にも人気のある言語のため、難しめの書籍も多く売られているのです。もし初心者がそのような本を選んでしまったら、理解できず挫折してしまうでしょう。

たとえば、Pythonの文法に関する記述はなく、いきなり機械学習の具体的開発方法について書かれている本もあります。こういった本は初学者は選ばない方が良いでしょう。

参考書が難しすぎる、というのもPythonで挫折する要因となることが多いです。

最初から難しいことをやろうとしている

最初から難しいことをやろうとしてしまい、挫折する人も多くいます。Pythonでは機械学習やデータ分析など、高度かつ実用的な開発が多くできるのですが、初学者がいきなりそれらに手を出すと大抵嫌になってしまうのです。

最初の内はやはり文法や関数の使い方について、1つずつ覚えていくのが望ましいでしょう。アプリやWebサイトを作成するのは、文法を完璧にマスターしてからでも遅くはありません。

最初から難しいことをやろうとするのはおすすめしないです。

関数が覚えられない

関数の名前や使い方が覚えられず、挫折する人も多いですね。Pythonは初心者でも開発しやすいよう、便利な関数が多く用意されていますが、それらの使い方がよく分からないという人もいます。

たとえば、文字列を整形する関数だけでも多くの種類があり、これらの使い方を全てマスターするのは中々大変でしょう。

このように、関数が覚えられない、というのも挫折する要因となっています。

他の言語の方が向いている

Pythonという言語が、そもそも向いていない可能性もあります。プログラミング言語には向き不向きがあり、その人にあった言語を選ぶことが肝心なのです。

Pythonはソースコード記述の制約が厳しい言語です。もっと自分なりの書き方をしたいという場合は、Pythonが向いていないのかもしれません。

たとえば、PHPやPerlなどは、ソースコード記述の制約がゆるく、それでいて文法も平易です。Pythonに挫折してしまった方は、こういった言語を選ぶのも良いかもしれません。

数学の知識がない

Pythonで機械学習などの勉強に取り組んでいる場合、数学の知識がないと途中で挫折しがちです。なぜなら、機械学習アプリを開発する上で、数学の知識は土台となるものだからです。

たとえば、線形代数や微分積分の基礎が分からないと、フレームワークやライブラリに頼ったとしても、開発をスムーズに進めていくことはできません

あくまで機械学習に関わる場合のみですが、数学の知識がないと挫折してしまいます。

Pythonの学習に挫折しないための方法

ここまで、Pythonの学習に挫折してしまう原因を解説してきました。ここからはそれらを踏まえ、Pythonの学習に挫折しない方法を解説します。

Pythonの学習に挫折しないための方法は次の6つです。

  • 有料学習サービスを利用する
  • 1つ1つの単元を着実に理解する
  • 暗記ではなく理解することを意識
  • プログラミングスクールに入会する
  • Pythonのコミュニティに参加する
  • 簡単なスクレイピングにチャレンジする

これらを普段の学習に取り入れることで、Pythonの学習を途中で挫折しなくなりますよ。1つ1つの学習に挫折しない方法について、詳しく解説していきます。

有料学習サービスを利用する

Pythonの学習をするときは、有料学習サービスを利用するのがおすすめです。なぜなら、有料学習サービスは初心者向けに作られており、参考書のように上級者向けのものがないからです。

たとえば、Progateというサイトは、1つ1つの単元をイラストや図解つきで分かりやすく解説しています。また、単元の終わりには練習問題もあり、解くことで習熟度を確かめながら進んでいくことが可能です。

Progateの他にもドットインストールやPaizaなどのサイトがあり、どれもおすすめですし、月額1000円程度で利用できます。有料学習サービスを使ったことがない人は、ぜひ試してみてください。

1つ1つの単元を着実に理解する

Pythonを学習するときは、1つ1つの単元を着実に理解することが重要です。基礎を飛ばしていきなり応用に取り組んでも、学習が先へ進まず途中で挫折してしまいます。

最初は基礎的な文法を覚え、短いソースコードを記述できるようになりましょう。長いソースコードを書くのは後で構いません。

1つずつ理解していくのは、Pythonに限らず全ての勉強に言えることですね。

暗記ではなく理解することを意識

Pythonの学習では暗記ではなく理解することを意識しましょう。なぜなら、プログラミング上級者であっても、関数名など全てを覚えている訳ではなく、開発しながら調べることが多いからです。

大切なのは、覚えることよりも理解することですね。理解しておけば、その都度調べてすぐに活用することができます。

プログラミングスクールに入会する

プログラミングスクールに入会するのもおすすめです。プログラミングスクールでは先生が1から教えてくれるため、学習に挫折する確率が低いですよ。

また、分からないところはいつでも先生に聞けます。たとえば、エラーの解決方法が分からない場合、先生に聞くことですぐに解決可能です。

どうしても独学が難しい方は、プログラミングスクールに入会しましょう

Pythonのコミュニティに参加する

Pythonのコミュニティに参加するのもおすすめです。コミュニティに参加することで、勉強仲間を作ることができ、学習のモチベーションをアップさせられます。

また、勉強で分からないことがある場合、コミュニティの人に聞くことで、解決することもありますよ

Pythonは流行りの言語のため、多くのコミュニティがあります。どれか1つコミュニティには参加することをおすすめします。

簡単なスクレイピングにチャレンジする

ある程度文法や関数の使い方が理解できたら、簡単なスクレイピングにチャレンジするのが良いです。文法が分かったからといって、いきなり難しいアプリやWebサイトは開発しない方が良いですよ。

スクレイピングとは、Webのデータをエクセルなどにまとめて、使いやすいようにすることです。スクレイピングは初心者でも簡単に開発できるため、「何か動かせるものを作ってみたい」と思ったときにおすすめですね。

文法や関数の使い方が分かったら、次はスクレイピングをやってみましょう。

まとめ

本記事では、Pythonの学習に挫折する原因とその解決方法について解説しました。挫折した場合に何をすべきなのか、ご理解頂けたかと思います。

プログラミングの挫折率はとても高いですが、それは正しい学習方法を皆知らないからです。正しい学習方法を実践すれば、Pythonはそこまで難しいものではありません。

Pythonの学習に取り組んでいる方は本記事を参考にし、Pythonの学習を続けられるようになってくださいね。